2015年8月15日土曜日

オガサワラカワラヒワ 小笠原遠征 その4

 (遠征4日目)Day-4

 いよいよ母島も午前中で最後となるので、朝食前に昨日下見をした
オガサワラカワラヒワが出るという場所にカメラを持って出かけました。
目印はパパイア.レモンがある木の下です。
メジロが時々やってきますが、オガサワラカワラヒワは一向に姿を現しません。
本当に現れるのかと思いながら、やってくるメジロを練習相手に撮影していました。
朝食時間になった頃、突然オガサワラカワラヒワが足下に現れました。
 すぐにシャッターを押そうとしましたが、何故か動きません…
おかしいと思い液晶を見るとメモリーがいっぱいですの表示が…
 あわてました。最低限の荷物しか持って来ていなかったので、宿まで
戻っているといなくなってしまうし…
 たまたまウエストポーチに予備のメモリーを入たのを思い出し、
なんとか助かりました。
 すぐにメモリーを入れ替えて、オガサワラカワラヒワを探すとまだ足下の
アスファルト上で落ちた果樹の種を食べています。飛び去らなくて良かったです…
                 

 このオガサワラカワラヒワは数を減らしていて、探すのが難しい鳥
と聞いていたので、遠征前から果たして撮影出来るかどうか危惧していました。
 それがこんなに近距離で撮影出来るとは思ってもいなかったので、
とてもうれしかったです!
 私が見たのはたった1羽で行動していて、他に仲間はいないようでした。
数羽で移動しているという話だったので、これも以外でした。
 繁殖は母島から離れた小島で行うようなので、それだけでも探すのが
難しい一因となっているようです。オガサワラカワラヒワの撮影を充分に
楽しんだ後は宿に戻り朝食です。この日もまた女将さんがパンとコーヒーを
差し入れしてくれたので、助かりました。素泊まり料金だったので、食事代も
入れて精算してとお願いしたのですが、食事代は受け取ってくれませんでした。
 お世話になったお礼を述べ、レンタカーを車庫から移動していると
ダイビングに来ていた青年も我々をお見送りしてくれました。
 午後からは父島に向かうので、残された時間はあまりなく、とりあえず港に向かい
昨日のアオウミガメの保護施設や堤防.展望台付近で時間つぶしをしていました。
                   


オガサワラノスリは一度も現れません… お昼近くになってきたので、レンタカーの
ガソリンを満タンにして返し、船客待合所まで送ってもらい、荷物をまとめて
父島に行く船を待ちました。船は2時に予定どおり出航して、来る時と同じように
デッキで2時間近くカツオドリを撮影していました。
                     

 父島にも定刻通りに着き、桟橋には民宿の女将さんが迎えに来てくれていました。
宿に着いてからは、荷物を部屋に置いてから観光協会に行き、オガサワラノスリが出る
場所を聞いたのですが、島の中央部で山沿いとの説明だったので、移動手段も無く
時間も限られていたので、ノスリはあきらめて宿近くの公園や海辺を散策して、
残り少ない父島観光を楽しみました。
                     


 続く

(マウスをクリックすると画像が拡大されます。)
(またマウスのホイール付きをお持ちの方は
ホイールを回転させる事で連続して画像が見れます。)

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログ デジスコへ



↑アイコンの応援クリックをよろしくお願いします!
ブログランキングに参加中


0 件のコメント: