2019年3月29日金曜日

香港探鳥遠征記 その5(Hong Kong Expeditionary Note No.5)

(遠征5日目)Day-


 本日はマイポイ(米埔)Mai Po自然保護区に向かいます。
ここは香港特別行政区となっていて、そのままでは入場できませんので遠征前に
WWFにインターネットを利用して、友人の分と共にチケットを購入をしておきました。
 このマイポイ(米埔)Mai Po散策は、遠征の前半にしたかったのですが、
WWFのスケジュールでは週後半しか無かったので、しかたなく遠征最終日と
なってしまいました。
 集合時間は10時だったので、1時間ほど早めに行って、Mai Po自然保護区周辺で
野鳥撮影を始めました。
 まずはマイポイビジターセンター前でオニカッコウ(Asian Koel).
                

クビワムクドリ(Black-collared Starling).
                  

カオグロガビチョウ(Masked Laughingthrush).
                   

カノコバト(Spotted dove).
                  

  シロガシラ(Chinese bulbul).
                  

シキチョウ(Oriental Magpie-Robin). 
                  

カワウ( Great Cormorant ).
                  

メジロ  ( Japanese White-eye ).
                   

オナガ(Azure-winged Magpie).
                   

アオハウチワドリ(Yellow-bellied Prinia).
                  
       
等を撮影していると、
集合時間になりましたが、相棒がいなくなってしまいました…
 撮影に夢中になって、どこかを彷徨っているのでしょうか? 困ったものです。
その後、大型バスが次々とやって来て、中からは大勢の中学生が降りて来て、
ビジターセンターの中へと入って行きます。これから講習を受けるようです。
 私はセンター側で待機していると、WWFのスタッフが集まったようで、
私に声をかけてきたので、もうすぐ仲間が来るのでもう少し待ってくれと、
出発時間を過ぎて待ってもらっていると、ようやく遅れて相棒が戻って来ました。
 我々のグループはタイから来た夫婦と私と鳥仲間の4人に、WWFのスタッフが
3人(チーフ格のリーダーと植物が専門のスタッフ、動物が専門のスタッフという構成)
で合計7人という小人数でした。
もっと大勢で移動すると想像していたので、ちょっと拍子抜けでした。
 大勢で移動するなら説明を聞かずに最後に付いて歩き、野鳥撮影に専念しようと
思っていたのですが、いざスタートとなったら、人数が少ない関係で説明はもちろん、
質問が英語で次々と飛んできて、特にリーダーが私に集中して話しかけてくるので、
これには参りました。マングローブの林の中や池ではハシビロガモ(Northern Shoveler)が、
                 

またスタッフが トビ  ( Black Kite )の幼鳥を見つけてくれました。                 


また杭に止まっているアカガシラサギ ( Chinese Pond Heron )も見ることができました。
                   


 自然保護区内を約3時間かけて中を移動しながら、説明を受けて歩いたのですが、
想像していたよりは野鳥と出会えませんでした。
 スタッフには秋と冬も良いので、また来てくれと勧められましたが、おそらく2度と
香港に行くことはないでしょう?

 今回残念ながら、目的のヤマショウビンを見ることが出来なくて、マイポイ(米埔)
(Mai Po)自然保護区を後にする事となりました。

スタッフが呼んでくれたタクシーに乗り、昨日行った香港湿地公園へと向かいましたが、
湿地公園でも、昨日よりもさらに野鳥の出が悪く、ほとんどシャッターを切ることもなく
終わってしまい、収穫のとても少ない1日となってしまいました。
 明日は最終日、午後の便で日本に帰る予定です。

To Be Continued (続く)



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2019年3月23日土曜日

香港探鳥遠征記 その4(Hong Kong Expeditionary Note No.4)

(遠征4日目)Day-

 今日は香港湿地公園(Wetland Park)で水辺の鳥を探す予定ですが、
開園が10時と遅く時間がもったいないので、湿地公園駅から           




尖鼻咀(チムベイチョイ)という、対岸は中国の深圳(シンセン)という
場所へタクシーで向かいました。タクシーの運転手がここが終点だよと我々を
降ろしてくれた所は、海を挟んで遠くに中国の高層ビルが霞んで見えていました。
              


 機材をセットしていると、目の前にはシマキンパラ(Scaly-breasted Munia)が、
              

またすぐ側では、シネレウスシジュウカラ(Cinereous tit)が現れました。
              

 さらに湿地公園へ向けて歩いていると、右側に池が見えて来ました。様子を
見るために土手を上がると。すぐ近くの電線にアオショウビン(White-throated Kingfisher)が止まっていました。鳥仲間は初撮りなので、夢中で撮影していましたが、やがて反対方向に飛ばれてしまい、再び別な場所へと移動します。             

 すぐ右手に朝見かけたシマキンパラ(Scaly-breasted Munia)の群れが現れたので、先に行ってしまった鳥仲間を呼んで、教えてあげます。
              

 また歩きを続けていると至る所に大小の池が現れてきます。覗いてみると 日本では珍しい、ソリハシセイタカシギ ( Pied Avocet )やサギ等が集団で羽を休めています。
              


側の畑にはクビワムクドリ(Black-collared Starling)がいます。          

また川沿いのヤブの中には、初見初撮りのオオバンケン(Greater coucal)が
動き回っていました。
              

 さらに香港湿地公園に向けて歩いているとまた池が見えて来ました。両サイドが
池になっていて、何気なく右側の池を見上げると、初めて見る
ヒメヤマセミ(Pied Kingfisher)2羽がホバリングをしています。
              

 あわてて鳥仲間にホバ.ホバと声をかけると、気がついたようで
暫くの間、夢中で撮影を続けていました。かなり長い間ホバリングを
してくれたので、何枚かは良いのがあるのではと撮影後にお互い言葉を交わしました。 
 やがてヒメヤマセミ(Pied Kingfisher)2羽は我々の頭上を越えて
反対側の池を通り越し、どこかへと飛び去ってしまい、池には
カイツブリ  ( Little Grebe )が1羽だけ浮かんでいました。           

 再び、機材を担いで移動を続けていましたが、一向に香港湿地公園方向に向かう道が
現れません、どうやら道を間違えたようです。
 相談した結果、クビワガラス(Collared Crow)いた場所から、来た道を
引き返す事にしました。
             

その後も迷いに迷ってしまい、とある村を横切ったり、
川沿いに大きく迂回しながら、何とか昼過ぎに香港湿地公園(Wetland Park)にたどり着きました。
 暑さで大汗をかいて、ばてばてだったので、香港ドルで入場料を払った後は
一目さんでレストランに直行して水分補給と食事となりました。
 長い休憩の後はフィッシュポンドハイドに行きましたが、ハイドから池の対岸までは
距離がありすぎて、残念でした。
 ハイドからの撮影はソリハシセイタカシギ ( Pied Avocet )、        

クロツラヘラサギ ( Black-faced Spoonbill )やサギ、
              


遠くのアオショウビン(White-throated Kingfisher)、
              


近くに来たタカサゴモズ(Long-tailed Shrike)を撮影し、            

帰り道の途中で はシロハラクイナ ( White-breasted Water Hen )を見かけて撮影、
             

出口付近ではカオグロガビチョウMasked Laughingthrushが現れました。
             


 夜のスケジュールは折角香港に来たので、初日に見れなかった
100万ドルの夜景を見に行こうと、中環(Central)駅からタクシーで、         


Victoria Peakに向かいましたが、途中から
霧が出てきて、タクシーを降りてから展望台へと行く
エスカレータを乗り継いでいくと、これから上は有料
と言う看板があり、係員に尋ねると上は霧が出ていて、
支払ったエレベーター料金は返金しないという事なので、
友人と相談した結果、上に行くのは中止にして、途中
からの景色を撮影した後で、
               

タクシーで山を下りました。
 本日も比較的ハードスケジュールで、総歩数は27,003歩
となりました。


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2019年3月18日月曜日

香港探鳥遠征記 その3(Hong Kong Expeditionary Note No.3)

(遠征3日目)Day-3
本日は山岳地帯に生息する野鳥を撮影しようと、タイポカウ自然保護区(Tai Po Kau Nature Reserve)を
目指しました。MTR太埔墟(Tai Po Market)駅で下車、
ミニバスを利用しようかとも考えていたのですが、降りる場所がわからないので、
タクシーで現地に向かいます。車は市街地を離れ、山へと高度を上げていき、
すぐにタイポカウ自然保護区(Tai Po Kau Nature Reserve)へ到着しました。
                                     


機材をセットして山に向かって登っていきます。最初に現れたのは 
 シロガシラ( Chinese bulbul)、
                                         

コウラウン(Red-whiskred Bulbul)、
                                           

キマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)、
                                        

ゴシキソウシチョウ(Silver-eared Mesia)でした。
                                       

途中で英国人で香港在住のバーダーの方と地元の香港人バーダーと
一緒になり、暫く会話をしながらバードウオッチングを楽しみました。

その後、二人と別れてから、鳥仲間と散策を続けていると、初めて見るクリイロヒヨドリ(Chestnut bulbul)が
現れ、撮影を楽しませてもらいました。
                                      

 その後も、日本でも見かけるソウシチョウ ( Red-billed Leiothrix )、
                                       

等が撮影できましたが、
私が想像していたよりは、出会った野鳥が少なかったように思われました。
 タイポカウの終点近くでは、現地の方がカメラを構えていたので、何が撮影できるか
尋ねるとSunbirdと言っていたので、エンビタイヨウチョウだなと思い、鳥仲間に待つか
どうか尋ねると、撮影しなくても良いというので、場所を変えて、ヒメヤマセミがいるという
 南涌(ナム・チョン)という農村を目指します。
粉嶺名都 Fanling Town Centreという駅からミニバスを利用して向かうのですが、
停車場探しに時間がかかってしまい、結局タクシーで行くことになりました。
 この辺りはひなびた農村という感じで数多くのフィッシュポンドが点在し、香港の
近代的な都市とは対照的な場所でした。
 ミニバスが停まるという大きな池に面したバス停の脇で、
運転手は我々を降ろしてくれました。
 すぐ近くに店があったので、早速休憩をとりながら、久しぶりのコカコーラで喉の渇きを癒して、
その後すぐに散策の開始です。池の周辺から探し始めたのですが、いるのはサギばかりです…
                                  

 道路の脇を見ていると、タカサゴモズが現れ、木に止まりました。
                                         

頭上にはツバメが飛び回り、時々電線の上で一休み、
                                        

再び道脇のパイプの上には
タカサゴモズです。
                                        


またクロアゲハのような蝶が飛んでいたので、
撮影しましたが、かなり羽が痛んでいました。
 その後も池周辺を見てあるいたのですが、目当てのヒメヤマセミは見つかりません。
昼過ぎの時間帯というのも影響しているかも知れません? 
たまたま、途中ですれ違ったサイクリング中の方が50m位先でKingfisherがダイブして
魚を捕まえたと教えてくれたので、すぐに向かいますが、いた場所を特定できません…
橋を渡っていると、鳥仲間がカワセミを見つけてくれました。教えてくれたのは、
このカワセミの事だったのでしょうか?
                                       

 その後も大きな池にはサギ類がいるだけです。
                                      


バス停からはかなりの距離を
歩いて来たので、また元の場所に戻るのにも一苦労です。道路脇で遅い昼食をとりながら
の休息をしていると、友人が通りがかりのタクシーをつかまえてくれて、
あわてて機材をしまい込んでの乗車です。これで助かりました。辺鄙な
場所なので、移動手段を確保するだけでも大変なのです…
 宿に戻り、万歩計を見ると総歩数は26,954歩となっていました。
 山岳地帯から、海辺近くのフィッシュポンド等、広範囲に移動しながらの探鳥は
あまり成果はでなかったようです。自然相手、ましては初めての異国の地での
散策はこんなものでしょう…
  明日に期待しましょう!


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