2017年10月17日火曜日

タムロンSP 150-600mmレンズで珍しいメジロガモ ( White-eyed Pochard )を初試写

 昨年の9月に発売されたタムロンのSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)をようやく入手しました。今年の2月にパシフィコ横浜で開催されたCP+でもタムロンのブースで展示の実物を見て、狙いをつけていました。
 このレンズの使用目的は船からの海鳥撮影と海外遠征用に使うためです。

 以前 小笠原遠征時に鳥仲間の友人から、前のモデルSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD Model A011を借りて、船上からカツオドリ等を撮影した時に600mmにもかかわらず、携帯性と純正レンズにはかないませんが、そこそこにピントの精度きていたのには驚かされました。
 今回の新レンズはさらに、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を一新したとかで、4.5段分の手ブレ補正効果
があるそうです。また最短撮影距離が以前のモデル「Model A011」の2.7mから2.2mまで短縮されているそうで、至近距離にいる野鳥撮影にも威力を発揮しそうです。

 今回のメジロガモは娘が孫の出産を間近に控えていて娘夫婦を検診する病院まで送くる事になっていたので、純正の600mmレンズは見送り、タムロンのSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2を乗せて、病院まで送った後に現地へ直行しました。病院から時間にして30分程で着いてしまいました。
 駐車場から歩き始めて、最初に見えてきた池には誰もいません…これはメジロガモが抜けてしまったかと不安になりましたが、道沿いに奥の方に歩いて行くと、カマラマンが数人いてレンズを川のほうに向けて
いましたが、誰もシャッターは切っていません…
 そばにいた方に話を聞くとメジロガモは葦の中に入ったきり、1時間ほど出てこないとの事でした。
 機材をセットして待っていると10分程でメジロガモが出てきました。以前 九州の遠征時に沢山の鴨の中からジロガモを探したことがありますが、その時は最後まで見つける事が出来ずに悔しい思いをして帰って来た記憶がありましたが、今回は意外と早くの遭遇です。
 ただ残念なことは距離がありすぎて、最後までメジロガモは近くまで来てくれなかったことでした。
 2時間弱に及ぶタムロンのSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)レンズの初試写でしたが、時々ピントをはずしたりして、純正の600mmレンズにはかないませんが、そこそこの成果を発揮してくれました。
 前のモデルSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD Model A011に比べてフォーカスも速く、ピント精度も良くなったように感じました。それと一番は何と言っても手持ち撮影も出来る機動性です。これからも割り切って使用すれば、
活躍してくれるレンズだと思っています。唯一残念だったのはズームが重いことで、回転量が多くとっさに変えることができないことです。今回はメジロガモが遠くにいたので、最初から600mmで撮影していたので、
問題はありませんでしたが、焦点距離を頻繁に変えるような撮影には手こずるかも知れません?
 以上は個人的な見解なので、参考までに…

 それではタムロンレンズ SP 150-600mmF/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)の初試写画像をご覧下さい。

                     































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