2014年1月24日金曜日

まだいてくれた珍鳥のクサチヒメドリ

 以前はサバンナシトドと呼ばれていた
クサチヒメドリの撮影に再び出かけて来ました。
 前回の遠征時には車の駐車位置が悪く、しかたなく
車内から撮影に望んだのですが、ちょうど位置的に死角
になってしまい、クサチヒメドリを撮影できずに
くやしい思いをしたので、再びリベンジということで、
1週間の間をおいて、深夜の高速を走り
現地には一番乗りをしました。
 現地到着後は前回クサチヒメドリが出た場所を
記憶していたので、その前の場所に車を止め、
持参したブラインドを設営しました。
 このブラインドはヤマセミ用なのですが、使用は
10数年ぶりとなりました。
 明るくなる前にブラインドに入り込み、震えながら
朝が明けるのをひたすら待ちます…
 夜に強い風が吹いていたのですが、朝方にはおさまり
日が出てくると小鳥達の鳴き声が聞こえてきました。
 前方の草むらに時々小鳥が飛び込んできますが、顔を
見るとホオアカ.コジュリン等です。前方には草が多く
うるさいのでオート.フォーカスにしておくとピントが
迷い、外すことが多いので、思い切ってマニアルに
切り替えて撮影していました。とりあえず前に出てきた
小鳥を何でも撮影していましたが、本命の
クサチヒメドリはいっこうに現れません…
 前回の返り討ちにあってしまうのかなといやな予感が
しましたが、前方に突然飛び込んできた物がありました…
 ピントをあわせると眉の上に黄色のラインがあります。
胸も白く間違いなくクサチヒメドリが現れました!
 ピントを微調整しながら連射.連射でクサチヒメドリが
飛び去るまでの時間はあっというまでしたが、何とか
撮影できたようなので、カメラの液晶でクサチヒメドリが
写っているのを確認した後、ブラインドを即収納して
この場所からは撤収しました。
 次はツクシガモがいるというポイントに向かいます。
 大きな池があったので下車して現地のカメラマンの方に
尋ねるとツクシガモは2週間前が最後でその後は見かけない
とのことでした。本来でしたらツクシガモを撮影後帰る予定
でしたが残念です。あきらめがつかずに、
いろいろと話をしていると、クビワキンクロ
の場所をご存じだったので、その場所を教えて頂き、時間も
そんなにかからないということなので、高速に乗り
さらに隣の県まで越境して遠征することになってしまいました…
 教わった場所もすぐにわかり機材を担いで土手を降りて行き、
川に浮かんでいる鳥を双眼鏡で探します。情報をもとに
白鳥やキンクロハジロに混ざっているはずのクビワキンクロを
探しますがなぜかいません…
 何度も双眼鏡で確認しましたが、見つからず帰る時間も
あることでクビワキンクロもあきらめ機材を収納して
 長い高速道路を走行して、かろうじて無事自宅まで帰えりつく
ことができました。
 今回の短期間の遠征は一勝二敗?となってしまいましたが、
本目の珍鳥のサバンナシトドを何とか押さえられたので、これで良とし
します。

 それでは撮れたてのクサチヒメドリをご覧下さい。














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