(遠征3日目)Day-3-2
母島2日目 午後の部です。
午前中に是非撮影したいと思っていたアカガシラカラスバトが
撮れたので、気を良くして? 次のオガサワラノスリが是非とも
見たかったので、妻と相談して可能性のある北部を目指そう
ということになりました。
朝のレンタカー会社の方の話では、北部は道路工事が多く、万が一
事故を起こしてしまったら、携帯が圏外で繋がらないので、衛星公衆電話
の所まで行かないと連絡がとれないので気お付けて下さいとか、途中で
道路が一台しか通れないので、すれ違いに注意して下さいとか、
いろいろ驚かされていたので、減速して注意しながら最北端を目指しました。
確かにあちこちで道路工事があったり、狭い林道を走ったりして何とか最北端の
北港に着きました。
車が駐車場に2台ほど止まっていましたが、シュノーケルで
泳いでいた人達のようです。海岸付近を探しましたが、オガサワラノスリが
飛ぶような気配はありません…日陰の休憩所で涼んでいると、騒音がしてきました。
何だろうと思っていると音がしだいに近づいてきます…
そのうち車が近づいてきたので見ると道路の清掃をする人達でした。
騒音はブロアーでゴミを飛ばしていた音のようでした。
やがて休憩なのか改段を上がってきたので、挨拶をしてからノスリの事を
話しかけると、この付近はあまり飛ばないとの話でした。その中の一人が
オガサワラノスリが営巣していたという場所を教えてくれたので、お礼を
言ってその場所へと向かいます。最初の場所はいくらも走らないうちに着いてしまい、
しばらく様子をみていましたが、オガサワラノスリが出る可能性が低そうなので、
次の営巣していたという場所に直行します。現場に着くと確かに前方に切り立った崖
があり、湾を見下ろすような場所でした。ただ橋が架かっていて、その中央部分の
わずかな開けた場所でしか撮影出来ないのが問題でした。夕方まで頑張るつもりで、
間近に来るメジロ.メグロを撮影したりして時間を過ごしていると、
妻が変わった鳴き声が聞こえたというので、橋越しにのぞき込むと、左奥に白い頭がわずかに見えました。あわてて下に置いていたカメラを拾いレンズを向けると、
オガサワラノスリは既に飛び出していて、海岸沿いの上空を滑るように
飛んでいきます。必死にレンズで追いかけますがフォーカスが全て外れてしまいます…
あっというまに通過され、オガサワラノスリとのファースト.コンタクトは失敗に終わってしまいました。
とてもくやしかったので、車でオガサワラノスリが飛んだ方向に車を走らせましたが、
森がじゃまになり見つかりません…自分の腕の悪さを悔やんでも悔やみきれません…?
(後で編集の時にみたら、頭は写っていませんが1枚だけ証拠写真程度のものがありました。)
時間もおしせまっていたので、下にある港へと向かい、万が一にノスリが飛ぶ
かもしれない事を期待して待ちましたが、そのようなことは起こりませんでした。
落ち込み気分をひきずりながら?防波堤を見ていると海岸沿いにひれが
動くのが見えたので、妻に言って近づくとアオウミガメの保護施設のような場所でした。
鉄柵で仕切られていて、海には行けないよう囲われていました。時々首を
出して、プハーという息継ぎの仕草がおもしろかったので、撮影しながら
見ていたら、すぐ脇をかすめるように飛んでいった鳥がいたので、レンズを
向けるとキョウジョシギでした。干潟で何度か撮影していますが、こんな場所で
見るとは思いもしませんでした。
付近がしだいに暗くなり始めたので、以前見つけていたお寿司屋さんに寄って
島寿司を注文して食べ、帰り道の途中で翌日のためにオガサワラカワラヒワ
が出るという場所を下見して宿に帰りました。
宿で荷物整理をしていると女将さんが来て、島寿司を差し入れに
持って来てくれたので、お礼を言って受け取りました。
まさか食べてきましたとは言えないので、女将さんが帰った後に
妻と笑いながら、美味しい島寿司をお腹一杯頂きました。
続く
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