(遠征4日目)Day-4
昨日2カ所しか回ることしか出来なかったので、Bukit timah Nature Reserveからスタートとなります。
ここには樹上で生活し、ムササビやモモンガのように樹上を滑空するヒヨケザルという
飛膜を持った夜行性の動物がいます。日中は木に同化して極めて見つけにくい猿だとBSの
番組で紹介されていました。日本で何度もその番組を繰り返し見て、ヒヨケザルがどこに
隠れているかをチェックしていました。その効果かあったのかどうか、森に入って
すぐに見つけることができました。2.3枚目
昨日最後に寄って帰るときにレンジャーの方からフクロウもいると
聞いていましたので、注意深く探しましたがフクロウ類は見つかりませんでした。
次にDairy Farm Nature Parkに向かいます。
ここでは5枚目のGreater Racket-tailed Drongo (カザリオウチュウ)を撮影して、
上空をさかんに飛ぶ6枚目Swift(ツバメ)も撮影して
、次のMacRitchie Reservoirへと向かいます。
昨日のしわよせのため? ハイペースでまわっています…
ここのMacRitchie Reservoirは想像していた場所と違い、探鳥にはかなりヘビーな場所でした。
まずは広大な貯水池の周りを歩いてから、ようやく森の中へと入りTree Topという吊り橋を目指すのですが、
片道約15Km以上は歩かなければなりません、アップ.ダウンのコースは長く、木も高い木が多いので、
野鳥もかなり上の方で囀っていたりしているので、撮影には不向きでした。
重い機材を担いで、湿気の多い暑い中をただひたすら歩くだけなのですが、道脇を空身の
ランニングする人やジョギングする人達が速いスピードで追い抜いていきます。
こちらは何度も水分補給の休憩をとりながらの遅いペースで歩を進め、Tree Topに到着したのは
午後1:40過ぎでした。
9.10.11枚目
この橋は一方通行で最後にこの橋を通過できる時間は4:45分まででした。
時間になると橋の入り口の門に施錠するようで渡れなくなってしまいます。
我々の後からは来る人がいないので、揺れる吊り橋の上から景色をのんびり楽しみながら、
探鳥していると、遠くを
Oriental honey-buzzard(ハチクマ) 12枚目 らしき猛禽が飛んでいきます。
やはり距離がありますが、
Oriental Dollarbird(プッポウソウ) 13枚目が木に止まるところも撮影出来ました。
帰りのこともあるので、吊り橋の出口に向かっていると、門の前で先を歩いていたフリピン女性が2人待っていました。
突然私たちに話しかけてきて、猿がいるので先に行って欲しいとの要請でした。
14枚目
突然に先導役を任されて、重い心で?門を開けて外に出ると、橋の延長した欄干の上に、
ボス猿と子分猿のようなのがいて、こちらを見て牙を剝き威嚇してきます。
どうやら猿たちは我々が来た方向に進みたいようですが、狭い道なのですれ違うのにあまりスペースが
ありません… 私が背負っている三脚の足が怖いようで時々牙を剝いて威嚇してきます。最悪の場合、
猿が襲ってきたら三脚の足で振り払えるようにして、身構えながらぎりぎりでかわすと猿達は猛ダッシュで
森の中へと消えていきました。何とか誰も怪我をすることなく、やり過ごすことができました。フリピン女性達は
日本語で「どうもありがとうございました。」と礼を言って私達を追い抜き、帰って行きました。
帰り道の途中で撮影?15枚目. 鳥名が判明しません.
16枚目 赤とんぼ.
17枚目 ちょちょこと動き回るムシクイを撮影.
18枚目 Banded Woodpecker (シマベニアオゲラ)等を撮影してこの日の撮影は終了としました。
1日中トレイルを歩き回った割にはあまり成果のない1日でした。
To be continued (続く)
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