（遠征3日目）Day-3
3日目の朝となりました。友人の墓参りも無事に終わり、
根室方面で船に乗り海鳥でも撮影しようかと申し込みをして
いましたが、乗船するのが私だけのようでしたのでキャンセル
ということで断られてしまいました。そこで今回の旅はあまり
遠出はせずにフェリーターミナルを中心に行動をしようと思いました。
まずは宿泊した近くの神社に行ってみることにしました。車で10分
かからない場所にありました。神社近くになるとエゾリスが道路脇を
走っているのが見えたので、これは期待できると思い機材を持って
境内を歩き始めると、すぐにエゾリスに出会えました。
早朝なのでまだ薄暗く、ノイズの多い写真になってしまいます…
木にはシロハラゴジュウカラが現れ、せわしなく動き回っていました。
短時間で撮影をきりあげ、ナキウサギの場所に向かうことにしました。
すると途中で道路が閉鎖になっています。道路が落ちて川が流れています…
工事の人に聞くと迂回しないと行けない言われ、時間をかけて別な道を
走ってみましたが、途中でまた検問所みたいな場所があり、停車するように
合図があったので、停車して窓を開けると、15分位待てば通れると係の人から
の話がありました。言われるままに、前に停車している後ろに止めると、
テレビカメラやマイクを持った放送局のスタッフらしき人達が私の車めがけて
歩いて来ます…テレビカメラは４台ほどあり、カメラは私に向かっています？
何事かと思っているとインタビューさせて下さいとのことでした。
断る理由もなかったので、了承して受けるとこの道が本日開通するのを
知っていましたか？とかこれからどちらへ向かうのですかとかいろいろ
質問を受けました。インタビューのあとでわかったことですが、ここの
道路は豪雨の被害で長期間封鎖されていたようで、道路の開通状況を
地元のテレビ局で放映するところでした。たまたま知らないで通りがかった
ので、思わぬ場面となってしまいました。いきなりのハプニングでした？
しばらく待たされた後は先導車が入り、途中まで誘導してくれました。
後は快適かと思って走行していると再び道路封鎖があり、またもや
これよりは先に行けないという羽目に…車のナビではわからないので、
近くにいた牧場の方に迂回する道を教えていただき、何とか近くまでは
来ましたが昼近くの時刻になってしまい、すごい時間のロスとなりました。
あちこちの場所で豪雨の傷跡が残っていました。もう少しだと車を走らせていると
目の前の道路をキタキツネが歩いていました。
後ろの状態を確認してから、車のスピードを落として停車して、後ろ座席に
置いてあったカメラを取り出して、車を降りるとこのキタキツネ、何と人を恐れずに
私の方に向かってきます。餌でももらえると思ったのでしょうか？ファインダーに
入りきれないので、後ずさりして写真を撮らせてもらいました。
北海道でキタキツネとは数回会っていますが、こんなに近くでの遭遇は初めての経験でした。その後は対向車にホーンを鳴らされていたようですが、轢かれるようなことは
なかったようです？ 撮影時間は遅くなってしまいましたが、何とか目的地に着き、
ナキウサギの写真を撮ることができました。
今回のナキウサギは違う場所での撮影しましたが、シマリスなども出てくれて
短時間でしたが、楽しめました。
撮影後は高速を利用して長距離の移動です。明日は鷹の渡りを見に行こうかと
思っているので、長距離の移動も我慢しなければなりません…
To Be Continued (続く）
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