北海道旅行その３

　いよいよ３日目です。友人が勤務する湖畔のホテルに向かいますが、

その前に以前から計画していたナキウサギのポイントに寄ります…

　めざすポイントには昼前に着きましたが、すでに現地には数台の車が

止まっていました。

　熊笹が生い茂る登山道を上りきると、視界が開けて岩場が見えて来ます。

すでに数人のカメラマンが待機していて、全ての方に挨拶をしてから一番奥

の場所に機材をセットして持参した小型ブラインドの中に入ります。

　時々ナキウサギの声は聞こえましたが、私のいた場所の前にはナキウサギは

姿を現しません…

　先の方にいたカメラマンがシャッターを切っている音が

聞こえましたが、そちらに駆けつけても間に合いません…

　後で聞くとかなり近くに現れたとのことでした。残念です！

　結局ホテルのチェック.イン時間ギリギリまで粘りましたが、

私がいた場所には一度もナキウサギは姿を見せてくれませんでした。

撮れたのは岩場に現れた蝶のみ、これでナキウサギに４回通って、

一度も撮れずに通算４連敗と最悪の記録更新中です…

　長いことかけて計画しても撮影出来ません、ナキウサギ手強し？

　泣きが入ってきます？

時間もかなり消費してしまったので、機材を収納して宿に直行します。

友人と数年ぶりの再会をして、お茶を飲みながら近況報告を兼ねての

雑談したりして話がはずみます…経理を担当している友人によると

今の時期は観光客が多いが、従業員の確保が大変なようでやりくりに

四苦八苦しているとのことでした。

　今だ現役で頑張っている友人に感心しながらも、仕事の邪魔をすると悪いので、

ロビーでお別れして、すぐに部屋に戻り、窓から見える絶景（東洋一の

さざ波が立つと言われる...）を記録しようと

カメラで撮影を始めました。連日の空振り状態（シマフクロウ.ナキウサギ）

を癒すこは出来ませんが…

　同行した妻には話していませんでしたが、翌日も時間の許す限り

ナキウサギを撮影したいと考えていました。

　　　　　　　　　　　　　　　

to be containued　(続く）

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