三宅島遠征野鳥撮影旅行の第四弾 最終回となります。
前日撮影出来なかった、タネコマドリ撮影が目的です…
宿で朝5時に起床し、宿の社長にタネコマドリのポイントを
教わり現地まで車で送って頂きました。林道の下でお礼を言って
お別れしてから、まだ暗い道を機材を持って歩き始めます。
もうすでに野鳥の囀る声が聞こえてきていました。
登り始めて数百メートル位でしょうか、道がカーブした辺りで
背中のザックを下ろし、カメラのキャップをはずしていると
前方の木にいきなりタネコマドリが止まってくれました。
こんなにいとも簡単にタネコマドリが撮影出来るとは、
思っていなかったのですこし拍子抜けです?前日の苦労は
何だったのでしょうか?
その後も林道のあちこちでタネコマドリの鳴き声がして
何度かタネコマドリが現れてくれました。
船の乗船が午後1時30分なので時間があまりありません…
次の目的のカラスバト探しに昨日も訪れた池を目指しましたが、
遠くで鳴く声は聞けましたが、とうとう見つけることは出来ませんでした。
かわりに偶然でしたが木の上を登っていくミヤコゲラを瞬間でしたが
撮影する事が出来ました。
撮影を中断して、来た道を引き返し、池の近くの停留所でまで歩いて行き
長時間待っていると、やっとバスが来たので、バスの運転手に船が着く港を
聞くと(三宅島に来る船は風の関係でその時によって停泊する港が変わります。)
午前11時にならないとまだわからないとのことで、まだ乗船まで多少時間が
あったので、バスを利用して最後のカラスバトポイントに向かいます...
ここは宿の会長に教わったお寺でしたがカラスはいましたが、肝心な
カラスバトはいませんでした。やはり時期が悪いようです…
下車したバス停まで早めに戻り、撮影機材を収納して待っていると11時も
過ぎて停泊する港も決まったようで、再度バスに乗る時に港までと言うと
三池港に決まったようで、バス停から桟橋まで歩き、港の待合室で出航
を待っていると、定刻時間より遅れて船が港に入ってきましたが、満席にも
関わらず出航までが早く、ほぼ予定どおり出港したので、無事に帰って来れました。
短期間の駆け足遠征でしたが、何とか新たな固有種を撮影して
ほぼ今回の遠征目的を達成できたのではないかと個人的には満足しています?
これにて三宅島の遠征野鳥撮影旅行は終了です。最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました!