以前から計画していたイヌワシ遠征に出かけて来ました。当初は一人旅の予定でしたが、鳥仲間も行きたいというので一緒に出かけることになりました。
当時勢力の強い台風がこちらに向かって来ていて、出発時間ぎりぎりまで
様子をみていましたが、一向に台風の勢力は衰えず時間の関係でしかたなく高速に向かいましたが、移動を続ける台風に向かっていく状態となってしまい、叩きつけるような暴風雨の中を走行する羽目となってしまいましたが、何とかかわす事ができて、時間の経過とともに、今度は台風から逆方向に離れていく状態になったので、やっと自然の脅威から解放されました。後は順調に走行することができて、途中のサービスエリアで仮眠してから、待ち合わせの料金所前に向かい、翌日の約束時間30分前には現地に到着していました。ここで ハンドルネーム イヌワシさんことS氏と待ち合わせをしてから、現地案内
して頂く事になっていたので、友人と車中で待っているとすぐにS氏が到着して無事に合流することが出来ました。挨拶後に色々と雑談をして時間つぶしをしていましたが、予定の時間になっても通行できないので心配していると、係員の方から昨日の台風の影響で道路上に枝が落ちていて、掃除に時間がかかるので、開門まで少し待つことになるとの情報がはいりました。多少時間がかかっても通行できれば良いと内心思っていたので、その後以外と早く通してもらえたので助かりました。通行料を支払ってからS氏の車について山道を登っていくと下から霧がどんどん沸いてきて、やがて数m先も見えなくなり、濃霧の中
ライトをつけての走行となりました。
途中で何カ所かイヌワシのポイントに止まり、S氏が教えてくれるのですが、一寸先は闇?ではなく、濃霧で何も見えずに、どこにいるのかもわからない状態なので、これには参ってしまいました。
最終的には駐車場に車を止めて、様子を見るということになったので機材をセットしましたが、雨も時折激しく降り出してくるので、あわてて機材を車の中に入れて、車の中で待機という最悪のコンディションとなってしまいました。
昨日からあまり寝ていなかったので、車中で仮眠をとっているとS氏が窓越しに、霧が晴れて景色が見えるというので、友人と車から降りると確かに今まで見えなかった、辺りの景色が少しづつ見えるようになってきました。その後はまた風が強くなり、霧が山のふもとからわき上がり、すぐに見えなくなります…
この繰り返しだったのですが、霧の晴れ間に、崖の上でS氏と談笑していると、わき上がってくる霧と共に突然イヌワシが我々の目の前に現れ、再び霧の中に消えて行きました。
ほんの一瞬のことだったので二人ともカメラには触れませんでしたが、鳥肌が立つほどイヌワシとのファースト.コンタクトは強烈でした。
イヌワシが挨拶に来てくれたんだということでS氏と大笑いをしてしまいました。
その後ガスのかかった天気は強い風が吹き始めたことで、霧が飛ばされてうそのように回復していき、イヌワシが何度も飛来して上空を旋回してくれました。
たまたま、いた場所が逆光気味の場所だったので、殆どが真っ黒状態になってしまいますが、贅沢は言っていられません…
その後、崖の上に2羽で止まったかと思うとすぐに飛び立ち、上空を再び高速で飛んで行ってしまいます。なかなか近くでは撮らせてもらえません...
結局イヌワシをかなり遅い時間まで撮影しましたが、宿の時間もあるので、現地でS氏にお世話になったお礼をしてから、お別れをして近所の宿に向かいました。
チェック.イン後には友人と温泉にゆっくりとつかり、部屋に戻ってからは食事をしながら祝杯をあげて本日の反省会です?
お開き後は自分の部屋に戻り、本日の幸運に感謝と、明日の再挑戦に備えて早めの床に入り、すぐに深い眠りへと入ってしまいました。
続く
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