エゾフクロウの親と出会えました。

北海道撮影旅行その5
5日目も朝から雨で、この時期の天候はしかたがないのでしょうか？　温泉に再び入り、朝食を済ませてから、どこに行こうか思案していると友人が出社して来て、ナキウサギポイントに一台止まっていたよ、と教えてくれました。鳥仲間とそれでは寄ってみようということになり、ホテルの友人とお別れをして、
小雨の中、車で昨日の場所へと向かいました。現地に着くと友人が言っていたように一台だけ車がありました。早速　雨具を着用して、山道を登って昨日と同じポイントに着くと、雨の中、機材をかかえて待機している方がいました。挨拶して顔を見るとどこか見覚えがあります…すぐにS氏とわかりました。
　今年の２月に霧多布岬でお会いした方で、その後はいろいろと情報を教えて頂き、とても参考になりました。暫く待っていたのですが、一向にナキウサギは現れてくれそうもなく、次の移動もあるので、S氏とお別れをしてフェリーの基地がある小樽港を目指します。　翌日の朝10：30分出港なので、なるべく本日は小樽港近くまで行って泊まれれば良いということで、最初は札幌駅手前の宿を予定していました。それまで時間があるので、以前に調べていたエゾフクロウポイントに行ってみようと、車を走らせますが、これが大変で目的の場所がわからずに、何度も同じ場所をまわってしまい、かなり遅れてやっとポイントに辿り着きました。機材をセットして付近にいたカメラマンに尋ねると、先ほどまでエゾフクロウはいたが、飛んで森の奥の方に行ってしまったので、カメラマンは皆帰ってしまい、残っているのは我々だけだと言われたので、これは厳しい、しかし残っているわずかなチャンスにかけてみようと思い、落ち込んでいる鳥仲間を誘って歩き始めると、道の途中でデジカメを向けている婦人達がいました。双眼鏡でその方向を覗くと、いました！　エゾフクロウです。奥にいて枝葉がじゃましていますが、贅沢は言っていられません？　婦人達にお断りして、近くから枝の抜ける場所でエゾフクロウを撮影させてもらいました。暫く居てくれたので、動画も撮影できましたが、しだいに通行人が多くなってきて、突然森の奥に飛んでいってしまったので、撮影は終了となりました。鳥仲間とエゾフクロウを撮影出来た事に感謝して、早速今晩の宿探しです。最初は鳥仲間が札幌は渋滞するので、手前の駅近辺を探すというので、言うとおりに探しましたが、宿すらありません…それではと鳥仲間が渋滞するという札幌付近のホテルを探しますが、満室ばかりで、断られてしまいました。このままではしょうがないので、時間はかかるが小樽まで行ってみようと提案して、携帯のインターネットで小樽近辺の宿を検索すると幾つかの宿が出てきたので、いくつか連絡すると3番目に手頃の宿が見つかりました。行くまでは不安でしたが、行ってみるととても家庭的な宿で、若い宿泊達と会話を楽しみ、明日からの長い船旅にそなえてベッドへともぐり込みました。

To be continued　（続く）

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